スマホに切り替えて4か月
携帯電話をスマートフォンに切り替えて4カ月たった。
スマホにした一番の理由は、親指入力(かな入力)から脱出したかったからだ。スマホならQWERTY入力(ローマ字入力)ができる。ケータイでもローマ字入力ができるものもあるが、どうせ替えるならとスマホにした。
あの親指入力(かな入力)はものすごく時間がかかる。思うような文字にたどり着かず、いったりきたり、イライラは募り、血圧はあがる。ほんとうに神経をすり減らす。女子高生などがちゃかちゃかすごいスピードで、しかもブラインドタッチでやっているのが信じられない。
スマホのローマ字入力になって、スピードは増した。隣のキーを押してしまう間違いは多くてパソコンのようにはいかないけれど、ケータイに比べればずいぶん早く打てるようになった。
切り替えた当初はスマホ機能や設定がわからず、とまどった。赤外線がついていないので、相手の電話番号やアドレスを紙にかいてもらってから入力する始末。口の悪い連中から「オマエ、スマホなんて無理することないのに。らくらくフォンにしたら。そのほうが似合ってるよ」などと言われた。
でも、少しずつは進歩した。ゲームもワンセグもスマホの機能の大半は使っていないから 駆使するなんていえないけれど、そこそこには使えるようになった。使うのはカレンダー(予定表)、メール、マップ、ネット検索ぐらいだが。
いまだケータイを使っている連中に対し、自慢できるのはネットの検索機能である。
酒席でその機能が発揮される。
歳をとると、ど忘れがひどくなる。「ほら、あれ、あれだよ」「あれってなんだ」「ほら、あの有名な映画に出た大女優」「有名な映画って何?」「それが思いだせないんだ」「その女優って、どこの国?」「フランス。大女優だ」「カトリーヌ・ドヌーブ?」「違う、もっと貫禄のある」
このあたりでたぶんジャンヌ・モローだと思うが、もうすこし遠回りしてやろう。「フランソワーズ・アルヌール? ジョアンナ・シムカス? それともブリジット・バルドー?」「違う違う! もっと貫禄があるって言っただろう」「じゃあ、ジャンヌ・モロー」「そう、ジャンヌ・モロー」「で、ジャンヌ・モローがどうしたんだ」「エーッと、何言おうとしたか忘れちゃったじゃないか」
というような会話が続く。こうしたとき、スマホの検索機能が役立つ。しかも音声入力ができる。この音声入力がすぐれものなのだ。正確に文字変換するには感心する。志の輔と叫んだら、CSKとアルファベットが出た以外はほぼ正確に文字変換する。志の輔とCSKは確かに似ているな。
つまり、ちょっと調べたいというときにパソコン同様に使うことができるのだ。ど忘れ対策にはもってこい。
ギャラリーもいい。写真が拡大できる。集合写真など紙焼きよりも誰だかはっきりわかる。
ということで、まだまだわずかな機能しか使っていないけど、ケータイ連中に対してはかなり優位の立場となっている。
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