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2012年1月24日 (火)

這っても黒豆。強引・小沢さん

「這っても黒豆」ということわざがある。

 小さな黒い物体があった。黒い虫のようでもあり黒豆のようでもある。どっちなのか、二人が議論していたところ、物体が動き出して虫だと知れた。ところが、それでも豆だと言い張って自説を曲げなかった。事実が判明しても、強情に自説を曲げないことのたとえとして使われる。

 先の、小沢さんの法廷答弁でこのことわざを思い出した。剛腕・小沢といわれるが、強引・小沢、あるいは強情・小沢というべきだろう。ちょっと笑ってしまった。

 札束を新聞紙にくるんで無造作に事務所に置いていた、金庫番はいない、私の関心事は天下国家でそれ以外は秘書にまかせていた・・・。

わからない! ウソでしょ。お札を新聞紙にくるんでというが、もうひとつのオサツ、薩摩芋なら庶民はわかるのだが・・・。

百歩譲って、小沢さんの言っていることが正しいとしても、政治家としては失格である。そんな人に政治家になってもらっては困る。修身斉家治国平天下という。身を修め、家政を正しく行わなくては、政治はできない。家政は足元の政治資金管理(事務所管理)である。国民の安心安全、つまり国民の生命と財産を守ることが政治家に課せられた義務である。その足元を忘れて、天下国家が関心事といわれても、しらけるばかりである。

などと思うが、声高に叫ぶつもりはない。(急に論調がトーンダウン)

政治家なんて所詮そんなものと思えば、腹は立たない。

修身斉家を持ち出したのは、わたし自身が政治家には向いてない、その資格がないと自覚している、ということを言いたいだけのことである。謙虚である。

黒豆が這いださなくても、虫と言われれば、虫かも知れない、そんなことはどうでもよい些事と考える。

這っても黒豆ということわざは好きだけど。

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コメント

原発爆発、TPP,消費税増税等であまりの愚劣さを露呈したこの国の支配層と、それを呆けた顔で許容している国民。こうしたなかで、韜晦しているというわけではないでしょうが、超然としているこのブログを読んで、ひと時現実を忘れるのもいいかなと思っています。しかし今回はそれを裏切っているようで、釈然としません。朝日新聞やNHKのような隠蔽と洗脳に励んでいるマスコミと同レベルの論調ではね。我々が政治家に望むのは、最低限国益を守ることです。政治家の金銭感覚が、一般国民と違うのは当然でしょう。お金が集められなくては、優秀なスタッフ、情報も集められないでしょう。いくら清貧でも無能な政治家ほど有害なものはありません。まして他国に奉仕している政治屋、官僚にいたっては何をかいわんやです。彼らにとっては小沢氏は目の上のたんこぶなのでしょう。CIAの支配下にあるといわれる検察、マスコミがこれだけ目の敵にしているだけでも、小沢氏に分があると思います。

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