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2012年2月13日 (月)

「ドラゴン・タトゥーの女」

 世界的なベストセラーになったミステリー小説『ミレニアム』をデビッド・フィンチャ―監督が映画化したものである。すでにスウェーデンでは映画化されているので、そのリメイク版といったほうがよい。映画「ミレニアム」は日本ではマイナーな扱いしかされなかったが、面白い映画で、なぜそれほど話題にならなかったのか不思議である。それをひと癖もあるフィンチャ―がリメイクするのだから、これは見逃す手はない。

 あらすじを紹介しておく。雑誌記者のミカエル(ダニエル・グレイグ)は自分の書いた大実業家の暴露記事で訴えられ敗訴する。しばらく休業することになった彼は、ある富豪グループの長老から捜査を依頼される。四十年前に行方不明になった長老の兄の孫娘の失踪の原因を捜索することであった。

一方、タトゥーをし、鼻輪までしたリスベット(ルーニー・マ―ラ)は後見人(彼女は精神異常とみなされているので後見人がいる)である弁護士から性的暴力を受けている。彼女は天才的なハッカーでもあった。 

 ミカエルは捜査の助手としてリスベットを長老から薦められる。彼女は長老からミカエルの身元調査しており、その手腕が買われたものだった。

 で、孫娘の探索を進めるうちに連続猟奇殺人事件とのつながりが次第にあきらかになっていく。

 あらすじはここまで。

「ミレニアム」(スウェーデン映画のほう)は、反ユダヤ主義とか聖書の暗号解読といった謎解きにプロセスに重点をおいているが、「ドラゴン・タトゥー」のほうでは、そのあたりは軽くすませている。謎解きは面倒だからね。

その分を、リスベットの言動、捜査、ハッカーの部分に多く画面を割いている。リスベットの推理の冴えが目立つ。逆に、ミカエルは普通のノンフィクション作家のように映る。ドジではないけど、リスベットのほうがかっこいいのだ。とりわけオートバイを疾走させるシーンがいい。

 ラストは「ミレニアム」とは異なる。原作を読んでいないのでとやかくは言えないが、「ドラゴン・タトゥー」の方が面白い。

颯爽とした気分になるラスト。ちょっぴり切なさもあるが、甘く糖衣錠に包んでいる。まあハリウッド映画だからね。

 ということで、お薦めです。ただし、写真を含め登場人物が多くて、込み入っているので分かりづらい面はある。「ミレニアム」のDVDを観ておくとより楽しめるんじゃないかな。

ルーニー・マーラがアカデミー主演女優賞の最有力候補というのはうなずける。

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