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2012年4月13日 (金)

そうだ じゅげむ きこう 成城 4月の会

昨夜は、成城落語応援会の「そうだ じゅげむ きこう」に行った。

この落語会については以前触れたことがあるが、千円と安いのに集まりが悪い。今回も五十人ほど。名は知られていない連中(前座と二つ目)だが、若手らしく一所懸命演じている。落語を聴いたことがほとんどない人でも楽しめる会になっている。

会場は成城ホール。こういってはなんだが、客層もいい。毎月開催されるので、お近くの方はぜひお出かけを! ちょいと遠い人もぜひ!

 出演者と演目を並べておく。

 春風亭朝呂久  のめる

 古今亭駒次   改・反対俥(反対列車)

 三遊亭ぬう平  蒟蒻問答

 三遊亭天どん  品川心中(上)

 今回、いちばんおもしろかったのは駒次。「反対俥」は草臥れた老人の車夫と、元気モリモリ、威勢のいい車夫の対比を際立たせる爆笑系の噺である。元気モリモリの走りっぷりと乗った客の動作を、ラ、ラ、ラ、ラー(車夫の掛声)と見せる芸だから、これはライブで観たほうがよい。ダイエットのつもりで演じる太めの噺家もいるが、息も絶え絶えとなる。細身の駒次だから軽くこなすと思いきや、過剰に演るので、息が切れる。

駒次は人力車をSL・蒸気機関車に見立てる。駒次の改作である。草臥れ機関車をカミカゼ機関車が飛び越えて行くという荒唐無稽なスト―リー。線路は小田急線。小田急の駅名を新宿から南新宿、参宮橋、代々木八幡、代々木上原と駅名を連ねていく。東海道を日本橋から挙げていくのと同じパターン。たどたどしく小田原まで辿りついて、これでお終いかと思いきや、さらに箱根登山鉄道に入って終点の強羅までいく。途中、スイッチバックも演じる。芸が細かい。爆笑となる。

成城は小田急線にあるので小田急線を採りあげたのか、大学時代は小田急線で通学していたから、路線に詳しいのでそうしたのか、これが成増の会場なら東武東上線バージョンで演るのかどうかといったことは不明。途中駅名を飛ばしたり、間違えるのも芸(笑い)の内である。

けっこうでした。

次回は、5月12日。土曜日である。立川流のこしら、志ららなどが出演予定。人気噺家だから観客は今回よりうんと多いと思う。

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