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2012年7月 7日 (土)

 「ラム・ダイアリー」には肩すかし で、「スパイダーマン」は・・・

「アメージング・スパイダーマン」が公開された。これはロングランとなるだろうから、いつでも観ることができる。ヒットせず、はやばやと打ち切りになるかもしれない「ラム・ダイアリー」を観ることにした。

ジョニー・ディプ主演。ディプの友人の自伝的小説を映画化したものだ。

1960年、ケンプ(J・ディプ)はプエルトリコにある新聞社に勤めることになった。労働争議を抱え、酔っ払いの記者やカメラマンばかりいる三流新聞社である。地元の実業家と知り合うが、その男は、島に巨大ホテルを建て、一大をリゾート地にすることを目論んでいた。土地は不正に払い下げられたものだ。ケンプはリゾート建設の協力を依頼される。

と、書けば、1960年当時の音楽、プエルトトリコの自然や風俗が描かれ、主人公は苦難に陥りながらも、最後には不正を暴き、リゾート建設を中断させるといったストーリーを思いつくのだが、そうはならない。

退廃的でユルユル。それはカリブ風で悪くはない。冒頭、「ボラーレ」が流れる。途中では「シャルメ―ヌ」。いずれも当時のヒットメロディーで、懐かしくもある。もちろんサルサ風の音楽も流れ、闘鶏もあり、酒はラム酒(カリブ海の蒸留酒)。そんな中でのドタバタ。

で、なんだったのかと言うと何もない。消化不良。原作に忠実なため(たぶん)、映画の醍醐味が引っ込んでしまったのではないか。

 敏腕プロデューサーなら、シナリオライターや監督に文句をつけると思うのだが・・・

 アメイジング・スパイダーマン

 我が家(マンション)のとりえは、シネコンに近いことだ。セブンイレブンより近くにある。だから、ちょっと散歩ついでに映画を観ることができる。アナタが駅前のパチンコ屋に行くぐらいの感覚で。

 で、今週は「アメイジング・スパイダーマン」。3Dである。

 主人公ピーター・パーカー(アンドリュー・ガーフィールド)は高校生。両親は亡くなり(失踪?)、叔父夫婦に育てられている。父親は遺伝子組み換えの研究者でありその研究成果などが残されていた。父の研究のことが知りたくて、かつて同僚であった片腕のないコナーズ博士を訪ねる。その研究室でピーターはクモに咬まれる。スパイダーマンの誕生である。

 ということなのだが、ほとんどは高校生の青春物語である。暴力をふるう同級生、親密になるガールフレンド、ピーターを優しく見守る叔父夫妻、などなど。わざわざ3D映画にする必要もないような展開なのである。

 ラスト15分ぐらいになって(クレーンで移動するあたり)、ようやく3Dらしい見せ場となる。片腕を取り戻そうとコナーズ博士はトカゲの組み換え遺伝子(トカゲのしっぽが再生するメカニズムをもった遺伝子)を自らに注射するが、トカゲの怪物に変身してしまう。ピーターは、このトカゲ対決することになる。

 サーカスのような空中遊泳(空中遊泳というよりもターザンが木から木を弦を揺るがせて渡っていく姿に近い)、ニューヨークの高層ビル群を蜘蛛の糸で渡っていくシーンがスリリングで美しい。3Dにした価値がそこにある。それ以外にはないともいえるが、そこそこ堪能することはできた。

 次回作をどうするか。エンディング・ロールの合間にちょっと挿入されるコナーズ博士のつぶやき。これが次回作につながるのだろうな、たぶん。

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