なぜブログを書くのか 人生も捨てたものじゃない
本ブログ、開設して一年を経過した。とりあえず続けてきた。海外旅行のため、しばらく更新しなかったときもあるけれど、週3~4ぐらいのペースで更新してきたのではないか。本当は毎日更新したいのだが、書きかけで眠くなるとか、酔っ払って、あるいは落語会で遅く帰る日もあるので、一日おきぐらいとなっている。
話題は、落語、映画、読書だから、関心のない人には読んでもつまらないと思うが、ブログってのは万人向けではない。トリビアでマニアックな話題でもかまわないと割り切って書いている。
で、なぜ、ブログに書くのか、ブログを書く意味のようなことを知人から問われることが多い。その辺りをちょっと説明しておく。
頭の中にいろいろなことが浮かぶ。夜中に浮かぶと朝まで眠られなくなる。頭に溜った戯言をコラム風に書き、吐きだしているのだと思っていただきたい。膿を出すようにである。それでスッキリする。しかし、この膿はすぐたまる。それを吐きだす。また溜る。ということの繰り返しである。ブログを書き始めた当初は、いくらか膿をだせば、週一ぐらいで更新すればいいだろうと考えていたのだが、けっこう膿は溜るものだと我ながら感心した。だからいまも、週に何回か書き続けている。
この気持ちを表すのに、映画にぴったりのセリフがある。「海の上のピアニスト」のなかで出てくることばだ。
ちょっといい話があって、それを聴いてくれる人がいれば、人生も捨てたものじゃない。
ブログに書きたいことがあってそれを読んでくれる人がいるなら、人生も捨てたものじゃない。そう思いながら書いている。
知人などとの会話で、ちょっといい話を聴くのも楽しい。聴くことで、相手も、人生は捨てたもんじゃないと感じているのならば、それもまたいいことである。
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