「こしら・馬るこ・きつつきの会」 続き。 きつつきは萬橘を襲名。
昨日の続き。
こしらのあとは、きつつき。冒頭、みなさまにうれしい報告がありますと語る。きつつきは来春、真打に昇進する。同時に「三遊亭萬橘」を襲名する。マンキツね。満喫に通じるいい名だ。調べてみると四代目になるようだ。うれしい報告はその話題かとおもったら、クレジットカードに入会できたという話。
これまで年収が不安定(というよりずっと低年収が続いた)でカードに入会することができなかった。あきらめていたのだが、このたび伊勢丹で買い物をした折、入会することができた。そのエピソード。帰りかけに伊勢丹の人からおめでとうございますと見送られたそうである。クレジットカードに入会するぐらいで、おめでとうと祝福されるのもオカシイ。
はなしは横道にそれるが、クレジットの審査の最中、地下のチーズ売り場でチーズを買ったそうだ。イギリスのスチルトンが好きでうんぬん。ほほう、このチーズは私も好きだ。イルチェスター(イギリスのチーズ会社)のチーズがむかし狂牛病騒ぎのとき、輸入禁止になった。がっかりしたのをおぼえている。
演目は「宗論」。小三治が演じた「宗論」が印象に残っている。きつつきはどのように演じるのか。ボケとツッコミの鋭いやりとりはうまい。きつつき独特の味わいがある。ジーザス・クライストが「爺さん暗い人」になるところで最高の盛り上がりとなった。「爺さん暗い人」には笑った。どこかで使おう。
馬るこは、派手な格子縞の羽織で登場。こちらは選んだ反物を仕立ててもらったもの。なんと表現してよいのか、赤と白を基調としたチェック柄。ぴん芸人が着る背広のようでもある。だんだん古今亭寿輔(派手な羽織で有名)に似てきたか。
演目は「長屋の花見」。季節がらこれを秋バージョンとして紅葉狩りにする。車座になってお茶の酒を飲むのだが、ここから「ん廻し」という噺に切り替わる。この流れに違和感はない。正確に言うと題目は「長屋の花見&ん廻し 秋バージョン」である。
古典を現代に、古典をそのまま形式に閉じ込めないで現代風な大衆芸能に仕立て上げるという馬るこの改作魂が遺憾なく発揮されている。アントニオ猪木のものまねもうまかった。
ついでのひとこと
ということで12月のこの会はない。先に書いたように12月は「こしら一之輔の会」があって、来年1月になる。当日行っても、チケットはあると思う。客席の8割ぐらい埋まっているのを願う。
そうだ。ポッドキャストも続いている。 「新にっぽんの話芸ポッドキャスト」。成城ホールのウェブページからもアクセスできる。
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