高石神社の豆まき
今日は節分。近くの高石神社に行ってきた。近いといっても歩くと30分はかかるし、丘の上にあるので、辿りつくまでに息が切れる。麻生区の豆まきは、ここと琴平神社が知られている。毎年けっこうな人出ということだ。今年は日曜と重なったので、境内はあふれんばかりの人だかりとなった。
この神社にはたくさんの句碑がある。近隣の俳句会の人が奉納したもので、りっぱな石に彫られている。さぞや名句もあるのだろうが、御家流の文字で彫ったものなので、判読できないものも多い。
この地域は昔から俳句が盛んなところである。さかのぼると江戸時代から句会が開かれていたという。そうした伝統の一端がたくさんの句碑となっているのだろう。
境内には昭和九年会の石の玉垣が寄進されている。九年会とは昭和九年生まれのタレントなどの会で、藤村俊二、愛川欣也、森山周一郎、松平直樹、牧伸二、財津一郎などの名が石柱ひとつひとつに刻まれている。九年会と高石神社がどういう関係にあるのかは知らない。機会があれば訊いてみよう。
豆を撒くのは、国会議員、県会議員、市会議員、地域の有力者である。この前の総選挙で、ここ神奈川9区(川崎市多摩区・麻生区)から三人の当選者を出した。小選挙区制なのに三人というのは、民主党の笠浩史が当選したが、自民党とみんなの党の二人が比例区で返り咲いたからだ。二人も返り咲くという例はほかにあるのだろうか。珍しいのではないか。
豆まきは数分で終了した。あっという間である。混雑の中、何個かの豆の袋(ピーナッツもある)をゲットした。帰り道、歩きながらピーナッツを食べた。近ごろ、ピーナッツなど食べたことがない。けっこう、旨い。
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