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2013年5月18日 (土)

一之輔独演会 喬太郎がゲスト

きょう、「らくごDE全国ツアー 春風亭一之輔のドッサリまわるぜ2013」という長ったらしいタイトルがついた落語会に行ってきた。有楽町のよみうりホール。
 いきなり一之輔がジーパン姿で登場。このツアーの趣旨等を説明するが、柳家三三が47日間で全国47都道府県を回る落語行脚をやったので、このドッサリのほうは影が薄くなった、ドサまわりだと嘆く。まあ、そうだよね。三三の行脚はすごい。
 演目を紹介しておく。
 三笑亭夢吉   あたま山
 春風亭一之輔  青菜
 柳家喬太郎   派出所ヴィーナス
 中入り
 ロケット団     漫才
 春風亭一之輔  唐茄子屋政談

 青菜は、一之輔の得意ネタ。いつものようにテンポはいいし、聴いていて気持ちがよい。まくらでは家族の話をしていた。息子たちがだんだん手に負えなくなる様子をおもしろおかしく語っていた。
 今日は喬太郎がゲスト。一之輔と喬太郎の二人会なら、チケットは即日完売となったはずだ。フライングゲットもせず、このチケットがとれたのはラック―だった。
 喬太郎は、三三に対抗して23区連続行脚ならできると笑わせる。大森から池袋の話題に移り、地名を擬人化(この場合、区民性)するというネタは得意中の得意だから、文句なくおかしい。これが喬太郎の芸域のひとつ。
 演目の「派出所ヴィーナス」は、池袋の交番に婦人警官がいるという噺。旅館の女将だったが、つぶれて婦人警官になった。もう一人は元キャバクラ嬢という雰囲気の婦警である。これだけで、ナンセンスな噺だとわかる。場内大爆笑。
 途中、地震があった。仙台が震度5強とかいう強い地震である。観客はきょろきょろ天井を見る。喬太郎はすかさずアドリブで「ああ、きょう、古典じゃなくて良かった」と本題の噺の方に引っ張る。即妙の芸、うまいものである。

 後半、ロケット団の漫才のあと、「唐茄子屋政談」。たっぷり時間をかけて演じた。45分ぐらいか。話芸の面白さを文章で伝えるのは難しい。一之輔の「ひとりボケツッコミ」の切れ味とおかしさは、すごいのだが、ライブでないとわからない。ぜひ、落語会に足を運んでもらいたい。一之輔も喬太郎もトップクラスの噺家、聴いて損はない。

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