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2014年2月 6日 (木)

「ウルフ・オブ・ウォールストリート」  ミュージカル映画のよう

 

 たてつづけに映画を観た。「ウルフ・オブ・ウォールストリート」と「アメリカン・ハッスル」。いずれもアカデミー賞にノミネートされている。どっちがいいか。好みであるけれど前者に軍配を上げたい。

 で、「ウルフ・オブ・ウォールストリート」について一言二言。主演がデカプリオ、監督がスコセッシ。名コンビの作品である。

 ブラックマンデーの後(日本では竹下さんが首相の時代)、ジョーダン・ベルフォートという証券マン(実在の人物)が、巧みな話術と抜け目のない戦略で大富豪にのしあがっていく。その人物を描いた作品である。

 詐欺まがいの手口で未公開株を売りつける。もうけた金は湯水のごとく使う。社員旅行も豪華。コカインは吸い放題、セックスも仕放題というハチャメチャ仰天生活を続ける。

 このあたり、胸の好くような軽快なテンポで描かれる。デカプリオがカメラに向かってしゃべりながら近づく。カメラは後ろに移動しながらそれを撮る。大勢の社員の前で、弾ける演説をするシーンが何度もある。歌も踊りもないけれど、ミュージカル映画を観ているような錯覚を覚える。軽快なのだ。音楽もいい。ラスト近くでは「ミセス・ロビンソン」が大音響で流れる。この場面はいい。

狂騒ということばがこの映画には似合う。結末は、詐欺罪やスイス銀行への資金隠しで逮捕されることになる。成り上がり、そして転落。ジェットコースターのような人生であるが、それはそれでよい。勧善懲悪とか因果応報とかいうことばもどうでもよい。いい夢見させてもらったぜ、そういう映画である。

 ベルフォードにはホリエモンが重なる。出所後はまじめなホリエモンになっているが、ライブドアー時代の株価操作のやり口はベルフォードである。ま、それはどうでもいいか。

 ベルフォードの再婚相手の女優さん(名前は知らない)がセクシー。それだけでも観る価値がある、とまではいわないけれど、ナイスバディである。

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