駆け込み需要 辞書と酒
消費税増税を前に、駆け込み需要が増加している。
新百合ヶ丘駅の定期券売り場が長蛇の列になっている。例年、この時期は長い列ができるが、ことしはその三倍以上に膨れ上がり、コンコースの半分を占拠している。案内する駅員さんも大変である。
スーパーでは段ボール入りのテッシュペーパーなどを並べ、まとめ買いを推奨している。ティシュなど買っても大した得にはならない。第一、置く場所がない。と思うのだが、段ボール二つ買っていった人がいた。ふーん、広い家に住んでいるんだ。
買うなら、せいぜい酒ぐらいか。ウイスキーと日本酒を買った。たばこは買い置きには格好なのだけれど、やめたからいらない。ちょっと残念な気もする。
この際だからと、国語辞典を一冊買った。『ベネッセ表現・読解国語辞典』。2800円だから3パーセントで84円の節約になる。たいしたことはない。
この辞典、ちょっと変わった辞書で、いくつか特長がある。関連語の重視もそのひとつ。似たことばの使い分けなどを解説している。まだパラパラ程度で、十分読み込んではいないけど、利用価値はありそう。
たとえば「確実さの度合い」を別表で掲載している。どういうことかというと、その程度を「ものさし」で段階的に表している。
絶対に>120%>100%>必ず>九分九厘>九分どおり>十中八九>きっと>確実に>間違いなく>疑いなく>まず>おおかた>おそらく>たぶん>ことによると>ひょっとすると>ちょっとやそっとでは
この度合いが適切かどうかはともかくとして、類語選びとして使えそうである。
さて酒だが、日本酒は封を開いてしまった。月末にもう一本買うことになるかもしれない。店では4月に使える3パーセント引きのクーポンをくれた。増税後の反動対策である。
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