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2014年3月22日 (土)

生志・兼好二人会  談志のアラで飯を食い

 

 鶴川落語会、今回は立川生志・三遊亭兼好の二人会である。入りは七割程度、ちょっと寂しい。この二人ならもっと入ってもよい。

 演目を紹介しておく。いずれもお馴染みの噺である。

 道具屋   生志

 ねずみ   兼好

 花見酒   兼好

 文七元結  生志

 

 兼好はひたすら明るい。一瞬のとぼけた表情とギャグの絡みがよい。もちろんテンポのよさは天下一品である。「花見酒」のような馬鹿噺は得意ネタである。もう一席の「ねずみ」は左甚五郎が登場する人情噺である。兼好にはふさわしくない噺かと思ったが、それはそれ、くすぐりを交えて愉快な「ねずみ」に仕立てていた。愉快でした。

 

生志はマクラで談志ネタ。「噺家は 世情のアラで 飯を食い」というまくらネタがある。それをもじれば、「立川流 談志のアラで 飯を喰い」となる。死してもこれだけ話材になる人物はいない。

 トリにもってきたのが「文七元結」。大ネタである。この噺については先だっても当ブログで書いたが、五十両を文七にやってしまうという非現実的な話が、ひょっとするとこんなこともあるかもしれない、江戸っ子の中には金離れのいい男がいるかもしれないと観客に思わせる話術、説得力が必要となる。

長五郎は五十両を投げつけるようにして文七にやるのは談志と同じパターンであるが、十分納得できたかというと、そうでもない。やっぱり違和感が残る。でも、熱演だった。40分ぐらいかけた。まあ、このぐらいはかかる。

 この噺は夢のようなハッピーエンドとなる。そこがつまらない。さらに波乱となるような噺にできないものか。快楽亭ブラックの「文七ぶっとい」のように脱線するのもよい。「鼠穴」のように夢にしてしまう手もあるかもしれない。

 

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