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2014年4月19日 (土)

「鑑定士と顔のない依頼人」 C-3PO

 

アルテリオ映像館で上映中である。

監督は「ニューシネマ・パラダイス」でおなじみのジュゼッペ・トルナトーレ。音楽もエンリオ・モルコーネだから、ロードショー公開当時は話題になるかと思っていたが、それほどでもなかった。つまらない映画とも思ったが、近所でやるのだから、監督に敬意を表し観ることにした。

人気絵画鑑定士のヴァ―ジル(ジェフリー・ラッシュ)はクレアという女性から両親が残した美術品の鑑定を依頼される。クレアの屋敷を訪ねるが本人は姿を見せない。美術品にはそれほど引きつけるものはなかった。クレアとは電話を通じてだけのやりとりで、いらだちを感じたが、ヴァ―ジルは美術品の整理と鑑定を進める。

ヴァ―ジルは女性肖像画の収集家でもあり、秘密の部屋でその膨大な絵画を愉しんでいた。一部の絵画は、元画家のビリー(ロナルド・サザーランド)と組むことで、オークションで安く手に入れたものだった。

さて、クレアだが、なかなか姿を見せない。広所恐怖症で引きこもりの生活をしていたが、屋敷の中にいることにヴァージルは気づく。そして、ついにその姿を見つける。美しい少女だった。

ヴァ―ジルは屋敷の中ではいくつかの歯車を見つける。それを、機械修理を専門とする若者に持ち込む。由緒あるからくり人形の部品らしいことが判明する。修理工は何回かに分けて持ち込まれた部品をもとにからくり人形を再生させようとする。

余談だが、この人形、「スターウォーズ」に登場するC-3POにそっくり。ちょっと笑ってしまった。

修理の若者にヴァ―ジルはクレアの症状を打ち明け、なんとか普通の少女に戻らないものかと相談する。

ということで、事態はすこしずつ進展し、いまだかって女性を恋したことのないヴァ―ジルはクレアに惹かれていく。

 最後にどんでん返しのような事態となるのだが、それは言えない。ヴァ―ジルはいっぱい喰わされる。観客もいっぱい喰わされる。映画の愉しみはいっぱい喰わされることにある

 

 C-3POはおしゃべりであるが、こちらのからくり人形はおしゃべりではない。ところが最後に声を発する。この映画のテーマにつながることばを発する。印象的なシーンである。観なきゃわからないけど、ね。

 

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