ピノキオちゃん、さあ、ウソをおつき
半年過ぎてしまった。早いものだ。
ことし、これまでに観た映画のベストスリー。
「ネブラスカ」がトップだな。これに続くのが「ラッシュ/プライドと友情」か、今週初めに観た「チョコレートドーナツ」となる。
その「チョコレートドーナツ」の中に、ピノキオのギャグ(ジョーク)がでてくる。わずか数秒で、映画の本筋とは関係ないから、観た人は忘れちゃってるかもしれないけれど、記憶に残った。
ピノキオは木でできている。ウソをつくと鼻が伸びる。これは誰もが知っている。それがジョークのコンセプトになる。
木の棒を股間にあてて、ウソをつく。これだけでギャグが一丁上がりというわけだ。
ピノキオもので、おおいに流行ったジョークがある。
艶笑小咄になる。ローレンス・ブロックのマット・スカダー・シリーズ(どの作品かは忘れた)の中に出てきた。
裸の女がピノキオの顔にまたがって、言った。
「ピノキオちゃん、さあ、ウソをおつき」
もうひとつ。こんなのはどうか。
ピノキオが女の子を喜ばせることができなかった。ゼベット爺さんに、どうしたら上手くいくかを訊いた。
「そうさなあ、サンドペーパーでよく磨くんだ。それから、ゼリーをたっぷりつけて・・・」
しばらくして、爺さんはピノキオに首尾を訊いた。
「いや、女の子なんか、どうでもよくなった」
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