それぞれの対応 新聞各社
タイ代理出産事件というのか、代理出産でたくさんの子を産ませていた男性が話題になっている。IT企業の御曹司ということである。
今日発売の「週刊新潮」と「週刊文春」はこの事件を大々的に採りあげている。その新聞広告(週刊新潮)にはIT企業の名前が載っているのだが、社名(三文字)が消されていた。東京新聞、日経新聞とも実名を伏せている。新聞社側は、実名を載せるのをはばかった。ときおり、こうした伏せ字はある。とくに「週刊新潮」が多い。
ネットで調べると社名は「光通信」であった。あの重田氏の会社である。
他の新聞をチェックしてみた。読売新聞も伏せている。修正なしはサンケイ新聞と毎日新聞。朝日新聞は、光の一文字だけ消していた。
新聞社によって対応がマチマチ。それぞれ考えが違うということだろう。日経は企業擁護の立場だろうし、東京は人権擁護の立場だろう。社風の違いもあるのかもしれない。
光通信の創業者で現会長の重田氏には会ったことはないが、その父親、つまり件の男性の祖父とは面識があった。四谷で弁護士事務所を構えていた。長身の老紳士であった。
長男は東大を出て弁護士になったが、次男は出来が悪く日大に行った。でも、これが大資産家になった。そんな話題が出たのをかすかに記憶している。十五年ほど前のことか。
そんな金持ちの息子だから、金はある。ギャンブルでぱっと使うこともできただろうが、子種を残すことに目を向けたらしい。いまどき珍しい。
11代将軍・家斉は50人を越す子をもうけた。件の男性はいかほどの子を持とうとしたのだろうか。1000人とも週刊誌は伝えているが・・・。
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