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2014年9月11日 (木)

エボラウイルス病 デング熱

 

 エボラ出血熱の死者は二千人を超え、さらに増加する勢いである。いまのところ西アフリカ地域にとどまっているが、遠隔地であるアジアやアメリカに飛び火する可能性がある。

 致死率は高く、高熱が続き最後は出血して死に至る。出血するのは血小板が減少するからである。だから出血熱という恐ろしい名がついている。

 ところが、この病気、必ずしも出血するわけではないとのことである。へー、そうなの。知らなかった。血小板の減少なら、血友病の治療薬が対症療法として有効じゃないかとぼんやり考えていたのだが、そういうものでもないらしい。

WHOは今年になってその名称を「エボラウイルス病」と改称した。日本のマスコミはエボラ出血熱のままだけど、早晩「出血熱」は使われなくなる可能性が高い。

 

いっぽう、日本ではデング熱騒動が起きている。

この病気、てっきり天狗熱かと思っていたが、デングであった。デングの語源は諸説あるようだが、スペイン語のdengue (硬直した)からきたとする説がもっともらしい。

 感染者(海外渡航者)が代々木公園で蚊に刺され、その蚊がデングウイルスに感染し、さらにヒトを刺したことによる広がりとのことである。

 ということは、と、ここで想像力を逞しくする。ウイルステロである。自爆ウイルステロ。感染した人を敵地に送り込み、蚊に刺されるようにする。ウイルスをもったか蚊がひろく人を刺せば、デング熱を蔓延させることができる。

ちょっと恐ろしい。そのウイルスがエボラ出血熱だったらと考えると、さらに恐怖は増す。このぐらいのことは、テロリスト集団は考えているのだろうな。

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