世のため他人のため
あけましておめでとうございます。
笑う門にはラッキーカムカムと申しまして・・・・などというと、もう高齢者にしかわからないギャグになってしまっているが、そんなことはどうでもよい。
寒い、雪が舞う元旦となった。テレビをつけるとBSジャパンで「孤独のグルメ」をやっている。朝の8時から午後5時まで12話一挙大放送。この番組、松重豊の食べっぷりがよい。さぞ腹の虫も満足していることだろう。とはいえ、真剣に観るような番組ではない。
初詣に出かけた。明治神宮だの川崎大師に行くつもりはない。近くの十二神社。小さな神社だが、例年、初詣客は多い。ところが、雪と寒さのせいか、写真のように、人はまばら。すぐにお参りできた。おみくじを引くと末吉。「世の為め人の為めに尽くしなさい」とある。はい、わかりました。
ところで、昨日の大みそかは渋谷に行ってきた。若者に交じって、センター街で騒いだのではない。年末年始、宮下公園は封鎖され、ホームレスや炊き出しのボランティアが締め出されているとの新聞記事を読んだので、現場を見ておこうと思ったからである。
公園脇のわずかなスペースで炊き出しは行われていた。昼過ぎだったので、それほど多くに人はいなかった。
ホームレスにとって炊き出しはありがたいサービスである。温かい食事はなによりである。本来、役所はこうしたサービスをする役割を担っている。ボランティアを支援する立場にある。それを締め出す役所の感覚はどうなっているのだろうか。騒いだり、反社会的な行動をするわけでもないのに・・・。
写真は炊き出しの様子。みな、かき込むように食べていた。当然ながら、松重豊のようにゆっくり旨そうに食べる人はいなかった。
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