むしょ帰りの語源
「むしょ帰り」は「刑務所帰り」を詰めたことばだと思っていた。アナタもそう思っていたでしょ。あれって、違うらしい。
監獄を意味する「むしよせば(虫寄場)」ということばがあって、それを略して「むしょ」。そこからきているとのことである。ふーん。それは知らなかった。
監獄が刑務所と名を変えたのは大正時代の後半。「むしょ」や「むしょ帰り」は、それ以前から使われていた。ということで、刑務所が語源ではないことになる。
むしも、虫けらの虫ではなく、六四との見解もある。監獄の飯は麦と米の割合が六対四であったことからきているという説であるが、信憑性は薄い。
刑務所の語頭を略して「務所」(むしょ)。刑務所帰りが素直に「むしょ帰り」となるのは自然なことで、誰も、虫寄場だなとは思わない。誰も疑わないような民間語源説である。
税務署から税の還付金があったとする。これは「むしょ返り金」になる、なんてバカな考えがが浮かんだ。
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