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2015年6月20日 (土)

病院の隣は・・・

 韓国でマーズ(MERS)禍に見舞われている。マーズ・アタックですね。

 この一ヶ月でマーズ患者は160人を越え、死者も25人に達している。これといった治療法もなく致死率も高いというから恐ろしい伝染病である。医師や入院中の患者のほか、病気見舞い客にも感染している。

 韓国では病気見舞いの習慣が日本以上にあり。それが仇になっている。見舞いも考えものである。

 それで思い出したのが、以前、歴博のセミナーで聴いた韓国の葬式事情である。韓国ではいまだに土葬の習慣があるが(土饅頭のお墓を思い出す)、土葬はかなり減っており、火葬が主流になっている。まあ、そうだろうな。

 もうひとつ、病院の隣に葬儀場を造ることが多くなっているのだそうだ。病院も葬儀場も経営者は同じ。

 病院の隣ですよ。病院からたちまち葬儀場に遺体を運ぶことができる。エスカレーター式というよりベルトコンベア式か、ストレッチャーでわずか数分。便利といえば便利である。

葬式への参列者にも都合がよい。病院に見舞いに行った縁者は、葬儀の場所をいちいち調べなくても良い。行ったことのある病院の隣なのだから。

 便利ではあるけれど、日本人なら縁起が悪い、いやな病院だと思うだろうが、あちらの人はそうは思わないらしい。病院がお寺も葬儀場も経営していたら、日本人なら、ちょっとな、と敬遠したくなるが、韓国ではかまわないらしい。

 今回院内感染が広がった病院。ここも隣は葬儀場になっているのだろうか。ちょっと確かめてみたい。

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