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2015年7月 7日 (火)

今月の「私の履歴書」は浅丘ルリ子

 

今月の「私の履歴書」(日経新聞)は、浅丘ルリ子である。

 功成り名遂げた経営者のサクセス・ストーリーよりも大女優の話のほうがおもしろい。人生の荒波に耐えてきたせいか、色恋沙汰ももう時効とばかり平然と披露する潔さがある。そして動じたところがない。

 そう言いきってしまうと、男の履歴書はつまらなかったように思われるが、興味深いものもあった。ニトリの創業者、似鳥昭雄さん。全体が失敗談で、しかもかなりデコレート(脚色)していたので、大衆小説のようだった。現実には、破天荒だけではトップ経営者にはなれない。しかしデコレートしたものを割り引いても読みごたえがあった。

 今年3月に掲載された元内閣副官房長官、古川貞二郎さんの履歴書も内閣の裏側がうかがえて興味深かった。とりわけ、村山当時総理の村山談話が閣議に諮られた時の様子が印象に残っている。二十年前のことである。ああ、こうやって村山談話がつくられたのだと感じ入った。

 お読みでない方は図書館に行かれてバックナンバーをご一読いただきたい。

 さて、浅丘ルリ子。さんづけしないといけないかとも思うが、現役映画スターは呼び捨てがふさわしい。

1940年満州で生まれている。父親は官僚で、1933年満州国に派遣され、大臣秘書官などを勤めた。満州国の成立はその前年の1932年である。その後バンコクに移り、そこで終戦を迎える。今朝の日経(7日)では、女優としてデビューし、小林旭と共演し恋に落ちるあたりまでが書かれている。

このあとどうなるか。小林旭との別れ、石坂浩二の付き合いは当然として、締めくくりは渥美清のエピソードとなるのだろう。

浅丘ルリ子の代表作となると選ぶのは難しい。主演と言うより脇のヒロイン役が多かった。人気を博したとなると、やっぱり「男はつらいよ」シリーズになる。

 ということで、今月はリリーですね。

 

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