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2015年7月10日 (金)

たとえ話の切り返し

 

 先月、内閣法制局長官が集団的自衛権行使をめぐって「フグは全部食べると毒にあたるが、肝をはずせば食べられる」と答弁していた。

 たわいもないたとえ話で、スキだらけなんだけど、野党からのこれといったするどいツッコミはなかった。

「フグは肝に毒がある種類だけじゃない。皮や身にも毒があるフグもいる。肝を取りのぞけばいいってものでもない。アナタはどうやって見分けるのか、聞きたいものだ」ぐらいの切り返しがあってもよかった。この手のたとえ話にはたとえ話でツッコミを入れるのがよい。

 

 安部総理はインターネット番組で、スガさん、アソウさんなどを出して、安保法案の正当性を解説していた。

 そのたとえ話の一部。「安部は生意気だから今度殴ってやるという不良が出てきて、いきなり前を歩くアソウさんに殴りかかった。私もアソウさんを守る」。

 民主党はたとえが軽すぎると批判したが、その批判も軽すぎる。もっと突っ込めよ!

 不良はどこかの第三国、私が日本で、アソウさんがアメリカのたとえでしょ。だったら、たとえば、「不良はいきなり前を歩くボブ・サップさんに殴りかかった。ひ弱な私、たとえればアンガールズ山根は、ボブさんを守ろうとしたところ、ボブさんにぶっ飛ばされた。引っ込んでいろ、足手まといだ、と言われるだけでしょ」程度の切り返しがあってもよかった。実際、日米の戦力差はそのぐらいある。

 たとえ話にはシャレで切り返して相手を追いつめるぐらいのユーモアセンスがほしい。

 その点、落語家は上手い。談志家元ならどんなふうに切りかえしただろうか。

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