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2015年8月31日 (月)

「あの日のように抱きしめて」 わからん映画や

 

 渋谷に出た折、ル・シネマで「あの日のように抱きしめて」を観てきた。

 女性向きの甘ったるさを感じさせるタイトルが気に入らないが、ま、それはそれ。

 パンフレットのあらすじをそのまま載せておく。

1945年6月ベルリン。元歌手のネリーは顔に大怪我を負いながらも強制収容所から奇跡的に生還し、顔の再建手術を受ける。彼女の願いはピアニストだった夫ジョニーを見つけ出し、幸せだった戦前の日々を取り戻すこと。顔の傷が癒える頃、ついにネリーはジョニーと再会するが、容貌の変わったネリーに夫は気づかない。そして、収容所で亡くなった妻になりすまし、遺産を山分けしようと持ちかける。

「夫は本当に自分を愛していたのか、それとも裏切ったのか――」。その想いに突き動かされ、提案を受け入れ、自分自身の偽物になるネリーだったが・・・。

 

 ちょっと面白そう。夫は妻とは気づかない。なぜか。顔が変形していても、声や二人しか知らない過去の出来事を語り合えば誰だかわかる。それがわからないのは、知らないふりをしているのか、あるいは記憶障害に陥っているかのどちらかと思われる。記憶障害ならチャン・イーモウの「妻への家路」と似ている。

 で、展開を追うのだが、実は、最後まで観てもなんだったのかよく分からなかった。たぶんラストシーンでわかるようになっているのだろうが、さて、さて、どうなのだろうか。ほかの観客も不審そうな顔つきで席をたった。大半がそうだった。

 腑に落ちない。解説を聞けば、ああ、なるほどと納得するかもしれないが、はっきり言って、この映画、駄作でしょ。

 東京新聞の映画評にこうある。

「見る側がぐるぐると考えを巡らせる間に、圧倒的な結末と長く続く余韻が訪れる。深いせりふと張り詰めた空気で、98分の上映時間はあっという間に過ぎ去る。音楽もすばらしい。」(前田朋子)

 とても、そうは思われない。首をひねる。

 音楽はいいですよ。ジャズ・スタンダードナンバーの名曲「スピーク・ロウ」。むかしはよく耳にした。 

ご覧になった方、どんな感想をお持ちだろうか。

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1945年、敗戦直後のドイツ。 強制収容所で顔に大怪我を負ったユダヤ人女性ネリーは、親友レネに連れられドイツに戻った。 彼女は顔の修復手術を受けた後、2年間生き別れになっていた夫ジョニー(ユダヤ人ではない)を探し出す。 しかし彼はネリーが死んだと思っており、彼女が妻であることに気づかない。 更に彼は、妻の財産を手に入れるため、ネリーに妻の振りをして欲しいと頼む。 レネは、ジョニーは裏切り者だとネリーに伝えるが…。 戦争ヒューマンドラマ。... [続きを読む]

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