万福寺ニンジンの品評会
ことしも万福寺ニンジンの季節がやってきた。
きょう、「万福寺人参品評会&試食会」が麻生市民館で開かれた。
ゴボウのように長く、トマトのように赤いニンジンである。香りは高く、甘みがある。ニンジンの王様である。かつてはこの地域の特産品であったが、収穫までの期間は長く(7月に種をまいて12月から翌年にかけて収穫する)、手間もかかるので、栽培農家は激減してしまった。現在は、家庭菜園や学校の菜園を中心に栽培されている程度である。
品評会は、万福寺ニンジンの普及を目的に例年12月23日に開催されている。今年で16回目になる。
写真は、ニンジン掘りのようす。ごぼう抜きというが、それと同じである。かなり深く掘らないと抜けない。
長さは1メートル近くになる。うまく育てばであるが・・・。
品評会のあとは試食会。てんぷら、キンピラ、煮物、炊き込みご飯、ケーキ、ゼリーなどニンジンずくし。葉っぱも無駄にすることはない。葉っぱのてんぷらが旨い。
ということで、きょうは、サラブレッドのように、いや、駄馬のようにか、ニンジンをいっぱい食べた。
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