雪のあと、落語会
雨はあがったが風が冷たい。雪の残りを踏みながら落語会に行ってきた。相模大野のグリーンホール。
このところ落語が続いている。年平均すれば週一ぐらいだが、先週は三回行った。酔狂だのアホだのと知人は言うが、まあ、そんなことはどうでもよい。文菊と兼好が出るから、これは聴いておきたい。
演目を紹介しておく。
古今亭文菊 千早ふる
三遊亭兼好 権助魚
瀧川鯉橋 元犬
立川談修 佐野山
簡単にコメント。
文菊は「千早ふる」という軽い噺であった。なんだつまらないと思ったのだが、文菊にかかると、これが大ネタのような味わいとなった。さすがである。芸に風格がある。とぼけ具合もよい。
底抜けに明るいのが兼好。「権助魚」は権助さんが見え透いた嘘を言う噺である。兼好の芸風に合っている。これも権助の言い訳とおとぼけが愉快だった。
中入り後は鯉橋。「元犬」。オーソドックスに演じたが、オチを変えていた。ふつうに演った後、犬は、ソフトバンクのCMに登場する父親役の犬だったとした。なるほど、そういうオチもあるか。
トリは談修。「佐野山」は相撲の噺。マクラで、これは谷風が生涯に一度だけ八百長をしたという噺ですと、オチをしゃべってしまう。べつに違和感はなかった。談修、この噺、一生懸命憶えたあとがうかがえる。
ということで、先週に続き、今週も落語が続く。来週は行きませんから。
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