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2016年1月15日 (金)

一朝独演会 粋な江戸っ子

 

 生田寄席(棕櫚亭)に行ってきた。今回の演者は、春風亭一朝。ベテランである。

 歯切れがいい。江戸っ子らしく威勢よく繰り出す啖呵はなんとも心地よい。若手人気噺家ナンバー1の春風亭一之輔の師匠でもある。一之輔が一朝師匠に入門したのは、おそらくこの心地よい口調に惹かれたからだと思う。

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今回の演目はおなじみの古典である。

 「天災

 「火事息子

 「天災」は、無鉄砲というかケンカ早い男が主人公である。それが心学の先生に説得され、すっかりおとなしくなるという滑稽噺である。

 「火事息子」は火消し・臥煙の噺である。火事好きが高じて勘当になった息子が臥煙(定火消し)となって活躍する。子を思う親の情を描いている。

 最近はあっさりやることが多いが、一朝さんはたっぷり時間をかけてやった。マクラで、町火消しと定火消しの違いや臥煙の衣装などをきちんと説明した後、生きのいい、いなせな息子を演じた。

一朝さんは小柄だが、声がでかい。粋な江戸っ子の啖呵を語らせたらこの人である。今回、とりわけ調子が良かった。けっこうでした。

 

 一朝さんといえば、マクラで「一朝懸命がんばります」と言うことが多い。おなじみのギャクだが、今回はなかった。あとで訊いたら、言うのを忘れたとのことであった。

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