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2016年2月23日 (火)

ペロペロ「初天神」

 

 一月はけっこう落語会に行った。テレビの落語番組もいくつか観た。どんな演目が多かったかというと、ダントツで「初天神」だった。

 ま、正月だから「初天神」が多くなるのは当然だろう。

 20日の深夜というより21日の早朝のTBS落語研究会柳家小三治の「初天神」だった。この番組はいつもビデオ録画して観ている。

 この演目、ちょっと解説すると、抜け目ない子供・きん坊(上方ではトラという名になることが多い)が登場する噺である。

 初天神に行こうとすると、息子のきん坊が連れてってと言う。いつもあれ買えこれ買えだからダメだと断るが、今日は買ってくれと言わないから連れてってときん坊。

 で、連れて行くことになる。最初はおとなしくしていたが、いい子にしていたからご褒美でなにか買ってくれときん坊はねだる。ダメだと叱りつけるが、きん坊は大仰に泣き出す。しかたがなく買ってやることになる。

 買うのは、①あめ玉、②だんご ③の順。持ち時間や演者によって、①②になったり、②③になったり、①③になったりする。そのあたりは適当である。ちなみに小三治は②③だった。

 ただしオチは決まっている。「こんなことなら連れてこなければよかった」ときん坊が嘆くセリフで終わる。親のセリフをとってしまう逆転の妙である。

 おもしろいが、気になることがある。だんごを食べるシーンだ。だんごは串だんご。蜜が垂れるので、親はきん坊に手渡す前にペロペロなめてしまう。蜜はすっかりなくなってきん坊は泣き出す。で、親は蜜壷に二度漬けをする。

 きたない。なめるシーンをさらに大袈裟にやる演者が多くなった。ペロペロをたっぷり。キッタネエ! それがおもしろいともいえるが、やりすぎ感は拭えない。

 もうすこし、あっさりできないものかと思うが、センスよく、適度なきたなさでなめるってのは難しい。

 来年も、「初天神」だらけになる。たぶん、ペロペロ。

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