与太ばなしアラカルト その2
パナマ文書
「パナマ文書」が騒がれている。課税回避(タックス・ヘイブン)であるが、列国のトップや有力政治家の名が並ぶ。あっさり首相を辞任した人もいる。
新興国のトップなどは、単なる税金逃れではなく、将来クーデターが起きて国外に逃亡しなければならなくなったときの備えではないかと想像する。
幸いというか、日本の政治家の名はリストアップされていない。実業家でセコムの飯田亮氏の名が挙がっている。ずいぶん稼いだものだ。何もしなければ莫大な相続税を支払うことになるので、その対策らしい。合法とはいえ、泰然としたところがない。セコいやり方である。
セコムしてますか? と問えば、いいえ、セコくしてます、などと言われちゃうんだろうな。
ムヒカ
一方で、蓄財とは無縁の政治家もいる。世界一貧乏な大統領と言われるウルグアイのムヒカ氏。今回初めてその名を知った。虫刺されの薬のような名前である。清貧に徹し、よけいな財産はせず、寄付している。
こちらは、ムヒカしてますか?
低減税率
消費税の引き上げ時期を延期しようという見解が広まっている。どうなるのか。
軽減税率も同時に導入されることになるが、あれは間違いなく混乱を引き起こす。ハンバーガーショップでの店内飲食かテイクアウトかで税率を区分するなんてのはバカげているし、トラブルになるにちがいない。結局は低い税率の方に引きずられることになる。
公明党さん、どうするのよ。
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