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2016年5月 5日 (木)

じゅげむスペシャル  天どんの芸風

 

 きょうはこどもの日。といってもこちらにはまったく関係はない。柏餅も食わないし、しょうぶ湯にも入らない。

成城ホールの「そうだ じゅげむ きこう スペシャル」に出かけた。成城ホールでの若手落語会(前座・二つ目の会)が55回になるので、それを記念してのスペシャル。生きのいい真打が登場する。

演者は、三遊亭萬橘、立川こしら、三遊亭天どんの三人。いずれも若手の人気噺家である。それぞれが独特のフラをもっている。この組み合わせは悪くない。

 観客に評論家の広瀬一生さんがいた。先だっての喬太郎と佐山雅弘さんの会(紀伊国屋ホール)でも広瀬さんを見かけた。ほとんど毎日落語会に出かけているとのことで、どこかで見かけることになるわけだが、今回のこの会もプロの評論家としてチェックしておくべき落語会になるということだろう。

 

 萬橘  鮑のし

 こしら すももの鬼太郎

 天どん 品川心中

 それぞれが変化球というよりクセ球を投げる。クセ球の投げ合いだからまともなキャッチボールにはならない。オープニングトーク(最初に三人登場してのトークがあった)でも話がかみ合わない。かみ合わないところが可笑しい。

 トリの天どんについてひとことふたこと。この人、芸風は脱力系。けだるく、いい加減に演る。今回の「品川心中」にはちょっと驚いた。この噺、品川の女郎が貸本屋の金蔵に心中をもちかける物語である。ふつう上・下で分けて演じられることが多く、上だけで済ませるのが普通になっている。きょうは通しでやった。それだけ力が入っていたというか。トリだしね。

 いや、力は入っていない。終始、脱力であって、天どんのスタイルは変わらない。けだるい。これが持ち味。ほかにこういう噺家はいない。

 オチは変えていた。これも天どん風。

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