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2016年5月25日 (水)

「談笑十八番 その7」 今回のトリネタは?

「談笑十八番」に行ってきた。当日の観客の投票によってトリの演目を決めるという落語会である。

これまでの投票結果は、第一回から「シャブ浜」、「ジーンズ屋ようこたん」、「死神」、「芝浜」、「らくだ」、「め組の喧嘩」の順である。今回、七回目は何になるか。「百年目」あたりか。大穴は「妾馬・改」か。

 

会場のある下北沢駅に降りると、警官がたむろしていた。写真がそれ。サミットの警備である。伊勢志摩以外でも、繁華街はものものしい。やたら警官が多い。用もないのに、いや用はあるのだろうが、暇そうにつっ立っている。手持無沙汰だから、道を訊こうものなら、寄ってたかって親切に教えてくれる。

うーん、伊勢志摩以外での過剰な警備は、税金の無駄遣いのような気もする。

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話を落語に戻すと、トリネタ前までの演目はつぎのとおり。

 立川吉笑 粗粗茶

 立川談笑 饅頭とか怖い  

       薄型テレビ算

 

 粗茶、粗座布団、粗隠居・・・など何でも粗をつける噺がある。その延長でつくったのが「粗粗茶」。吉笑の手に掛かると不思議なことばの世界になる。シュール。それが吉笑ワールドなのだろうが、私にはよくわからない。

 談笑は、ほんとうに古典噺をまともにはやらない。改作する。談笑は改作魂の塊である。

「饅頭怖い」を現代風にアレンジして、饅頭の部分も、パステルのプリンとかクリスピー・クリームにしてしまう。だから「饅頭とか怖い」。古典どおりなのはあらすじだけ。

 「薄型テレビ算」は談笑の代表演目のひとつ。古典噺「壷算」の壷を現代風に薄型テレビに変える。もっとも薄型テレビももう古い。今じゃ薄型テレビしかかないし、薄型テレビということばすら聞かなくなっているから、この噺も古典になっているといえるのかもしれない。

今回、久しぶりに聴いた。さらに改良を加えているように感じた。もちろん元ネタの「壷算」より断然おもしろい。

 さて、トリネタ。なんと「妾馬・改」だった。大穴。

 「妾馬」は「八五郎出世」ともいう古典噺。妹が殿様の側室となり男の子を産む。兄の八五郎が殿様に食事に招待されるという噺である。それを現代風にアレンジした。殿様をさる高貴なお方の子息とした。という改作である。

 

 今回、客席に空きがあった。いつもはほぼ満席なのだが、会を重ねると、聴きたい演目も減ってきているからなのかもしれない。

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