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2016年6月12日 (日)

古今亭志ん輔独演会

 NHKの「日本の話芸」、先週は、古今亭志ん輔の「火炎太鼓」だった。ご覧になった方もいらっしゃると思う。志ん生でお馴染み、古今亭の持ちネタである。

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志ん輔は志ん朝の弟子。志ん朝のDNAを受け継いでいるのが志ん輔と言われている。

 先週、この志ん輔の独演会に行った。生田寄席。

 演目は次の通り。

 替わり目

 厩火事

 幾代餅

 おなじみの古典噺である。写真は終演後の志ん輔さん。

 

 ところで、本屋で『爺の暇つぶし』という新書を見つけた。ぱらぱらめくっていたら、「今、面白い落語家」をリストアップしたページがあった。著者、評論家の吉川潮が選んだ17人。ざっと頭に入れた。買うほどの本ではないと思ったので、買わなかった。

 その落語家を並べると、志の輔、志らく、談春、談笑、小遊三、昇太、三三、彦いち、文左衛門、喬太郎、市馬、白酒、たい平、小朝、歌之介、一之輔、白鳥。たぶん、これで間違いないと思うが・・・。

 まあ、私が選んでも大方は同じ。あと数人加えるとしたら、権太楼、鯉昇、兼好、文菊あたりになる。面白いというより、本寸法(本格派)の落語家を選ぶとすると、さん喬、雲助、そして志ん輔となる。

「笑点」のメンバーは三人入っている。円楽、好楽はない。木久扇も。新メンバーの三平は当然入ってない。

 吉川さんは、これらの落語家の独演会をチェックしてぜひ聴いていただきたいと書いている。

 ふつうの落語家を聴いてもさして面白くはない。寄席に行ってもいい落語家に出くわすとは限らない。

 

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