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2016年9月14日 (水)

前代未聞の二歩

  

 将棋初段である。といっても「将棋世界」の段位認定コースのポイントで貰ったもので、いわばペーパー初段。実力は初心者に毛が生えた程度である。

 それでもNHKの将棋トーナメントはビデオを撮っておいて見ているので、いっぱしの理屈は言える。将棋関連の本も、むかしはよく読んだ。

 先だって郷田王将が公開対局で二歩をやったという記事を目にした。ふーん、そうか。早指しならプロだってありうる。NHKの番組でも二度ほど見たことがある。

 それで思い出した。ばからしいほど滑稽な二歩を見たことがある。へボ将棋が加熱した。最後は二歩で決着がついた。ところがよく盤面を見てみると、三歩だった。二歩に気づかず、もう一歩打ったところで、二歩、実は三歩に気づいたというわけだ。へボ将棋でもまず見かけることはない珍将棋だった。

  将棋界に新たにプロが誕生した。藤井聡太四段。これが若い。中学二年生である。これまで一番速くプロになったのは加藤一二三九段。神武以来の天才と言われた。

加藤九段は76歳であるが今も現役。ということは、二人の対局が実現するかもしれない。神武以来の歳の差戦になる。そうなれば話題を呼ぶだろうな。

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