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2016年11月 3日 (木)

ネクラはいつから

 

 奥田英朗の短編&対談集『ヴァラエティ』を読んだ。

 奥田英朗は山田太一作品のファンとのことで、山田太一との対談が載っている。

 その中で、「男たちの旅路」の再放送を観て、根津甚八が「おれは本当はこんなに陰気くさい男じゃない」という台詞を言う。この時代(1977年)はまだネクラという言葉がなかったのかと、「陰気くさい」という語感がかえって新鮮に感じられたと奥田が語っている。

 そうか、今じゃ当たり前だけど、そのころにはネクラ、当然ネアカも、なかったのか。いつごろから流行ったのか、わからない。

 このことば、辞書では当然載っていると思ったが、新明解国語辞典には載っていない。三省堂国語辞典を引くと、こちらにはあった。

 生まれつき、性格が暗い(こと/)。[一九八二年ごろから流行したことば](↔ネクラ⦅根暗⦆)

 見出し項目としてネクラはあるが、ネアカはない。

 1980年代の初めごろから流行り始めたということか。で、陰気くさいが駆逐されることになった。

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