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2016年12月 3日 (土)

立川流 若手の会

 

今週の火曜日、成城ホールで立川流の若手の噺を聴いてきた。

ブログに載せたつもりだったが、載ってなかった。書いたけど、アップするのを忘れていたらしい。

 

落語会のタイトルは「NEXT!立川流 シーズン2」。常設の寄席がない立川流の若手にとっては磨いた芸を披露する貴重な場である。

 シーズン1から4年経ったという。あたしゃ、それを聴いている。ただし記憶はかなり薄れている。4年前の当ブログをチェックしてみた。2012年6月18日付。

演者と演目はつぎのとおり。吉笑 「狸の恩返し過ぎ」。春吾 「二十四孝」。談吉 「よかちょろ」。志の春 「お父さんの約束」。志の春をずいぶん誉めている。

 あれから4年である。どれだけ成長したのか。

 今回の演者と演目。

 談吉   大工調べ

 吉笑   一人相撲

 志の春  らくだ

 

 春吾がいない。廃業したから。いい噺家になると思っていたのだが・・・。師匠の談春にいじめられたとかの噂がある。ほんとうかどうかは知らない。

 

 談吉は談志最後の弟子。立川流の中でただひとり葬儀を手伝ったという貴重な体験を有している。今は左談次の弟子になっている。

 オーソドックスに「大工調べ」を演じた。この噺の見どころは、後半の棟梁の啖呵である。卒なくやった。悪くはないけど、ただ、もひとつハナがない。

 

 吉笑は、マクラで談春ネタ。師匠の談笑ではなく、怖い談春である。立川流はもう先がない、なんとかしなきゃと喋っていたことが談春の耳に入った。怒られるかと思ったら、そう思うならドンドンやれ! おれはうしろから応援すると言われたとか。これをおもしろおかしく語った。

このマクラが長めで、演目は「一人相撲」。たぶん吉笑がつくった噺だろう。相撲好きの旦那のために大阪から江戸に行き、取り組みのようすを持ち帰って語るという内容。いつものシュールな新作落語よりはわかりやすいし、よくできている。

 

で、トリは志の春。マクラなしで、いきなり「らくだ」だった。立川流の中では、笑二と並んで上手い噺家で、今回もきちんと演じている。

ただ、きついことをいうと、談志に比べるとかなりの差がある。当たり前だが。

どのあたりか。くず屋さんが酒を飲まされて乱れていくあたりがこの噺のキモだが、くず屋さんの揺れ動く気持ちをもっと上手く表現できたらなあと思う。

 

この会、次回も成城ホールであるとか。笑二志の太郎こはるの出番となる。

 

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