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2017年1月16日 (月)

「鶴川落語」  市馬&二楽

 

鶴川落語に行ってきた。今回は柳亭市馬林家ニ楽の二人会。二楽は紙切りである。

 開口一番は市馬の弟子、柳亭市若。住まいは新百合ヶ丘とのこと。ご近所である。続いてが柳家小はぜ。こちらは鶴川と柿生の中間ぐらいにある三輪。こちらも地元である。二つ目になり、地元でも活動を広げている。演目は、市若が「元犬」、小はぜが「やかん泥」だった。

 紙切りのニ楽は、首筋が細い。ずいぶん痩せたような印象を受ける。えっ、どうしたのかと思ったが、声はいつもどおり。もちろん紙切りも手慣れたものだった。正月らしく「はねつき」を切る。リクエストに応えて「七福神」などを切る。うまいものだ。まさに”紙わざ”。流行語なら「紙ってる」か。

二楽は先代・林家正楽の次男。長男は小南治。今年、小南を襲名する。親は紙切りで、長男はそれを継がず、次男が継いだ。

 

 お目当ての市馬の演目は「七段目」と「みそ蔵」。いずれも市馬の得意とする噺である。「七段目」は歌舞伎の忠臣蔵ネタ。芝居好きの若旦那と丁稚が登場する。この市馬の「七段目」は絶品である。ハイレベルで、聴いて心地よい。CDでもときどき聴いている。

でも、別の噺も聴いてみたかった。

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