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2017年2月 6日 (月)

 「三木男・こみち二人会」 この秋、真打ち昇進

 

 桂三木男柳亭こみち二人会(成城ホール)に行ってきた。

 またまた落語かよ、であるが、これは当初から予定していた。

 この二人、半年後にはマスコミの露出度が多くなる。この二人と古今亭志ん八が真打ちに昇進するからだ。だから名前ぐらい覚えておいてもらいたいところだが、襲名もあるので、今はどうでもよいか。

 三木男の祖父は三代目・三木助。名跡である。「芝浜の三木助」と言われた。「芝浜」を現在のような人情噺に仕立てたのが三代目、正統派の噺家だった。叔父は四代目の三木助。シティーボーイ風の噺家で人気を博した。血筋はよい。で、真打ち昇進にあわせて五代目・三木助を襲名することとなった。

 こみちはOLからの転身。結婚し、あれよあれよというまに二児の母となった。高座のマクラで、産休に入りますとか、授乳のため、早めにやって帰りますなどと語っていた。上はまだ未就学児、下は乳児のはず。子育て真っ盛りの噺家である。

 こみちは改名しないと思っていたが、ひょっとするとするかもしれないとマクラで語っていた。「くノ一」も候補だったが、それはないとのことだ。柳亭くノ一か。それも悪くはないけど。

 もひとりの志ん八も志ん五を襲名する。

 さて、今回の演目。おなじみの古典噺である。

 こみち  豊竹屋

 三木男 花見の仇討ち

 三木男  天狗裁き

 こみち  火事息子

 こみちは、気っ風のよい江戸っ子、鯔背な若者を演じてうまい。下手な男の噺家よりいい。山椒は小粒で、の女流噺家である。女流は新作をやる人が多いが、こみちは古典一筋で、このままの勢いを持続してもらいたいが、女性の声なので、旦那(男)なのか女将さんのせりふなのか、聴いていて、あれ、どっちかと戸惑うことがある。その点は不利となるが、克服してもらいたい。

 三木男は久しぶりに聴いたのだが、うーん、どうなのか。もひとつ訴えるものがない。ちょっと辛口になるが、しゃべりのリズム感がいまひとつなのだ。噛むのは誰でもあるから別にかまわないが、耳に少し障るところがある。そんなに早口でしゃべらなくてもいいのにと思う。

これからも修業である。三木助の名に恥じぬようがんばってもらいたい。

 

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