藤井四段の金ボタン
藤井四段の快進撃が続いている。
すごい中学生である。二ヶ月ぐらいに前に、藤井四段の話題を出しても知らない人が多かったが、いまや将棋を知らない人でも、すごいねと反応するようになった。
マスコミは、また勝ったと大きく採り上げる。現在、名人戦が戦われているが、それよりこっちのほうが話題となっている。
非公式戦だが、羽生三冠にも勝っている。「将棋世界」にその自戦記が載っている。立ち読みした。
中盤まで互角、そこから一気に攻めた。詰めろをかけると、羽生三冠は妖しい手を放った。詰めろ逃れの詰めろ。応手を誤ると負けとなる。そこを短時間で読み、王の頭に金を打つ。それを龍で取らせたあと、自玉の詰みを消す手を指した。的確な判断。これで勝ちが見えた。数手後、羽生三冠は頭を下げた。
冷静な指し回しだった。わたしは初段(ペーパーだが)だからこのぐらいのことはわかる。
いまはネクタイ姿だが、羽生三冠との対戦は学生服姿だった。
実は、わたし、藤井君の中学の先輩になる。だからどうということもないが、藤井君の学生服の金ボタンはむかしのままだった。懐かしい。
この勢い、ドラゴンズにも少し分けてやりたい。
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