「ハグソー・リッジ」 迫力ある戦闘シーン
さっそく、イオンシネマで観てきた。
メル・ギブソンが監督した戦争映画である。第二次世界大戦の沖縄で、多くの兵隊の命を救った衛生兵の物語。実話だそうだ。
主人公デズモンド(アンドリュー・ガーフィールド)は武器を持たないことを信条として兵役を志願した。ちょっと変わっている。もちろんその信条を上官は認めることはできない。軍法会議にもかけられるが救いの手が現れる。そして沖縄に派遣される。激しい肉弾戦が展開されるなか、デズモンドは衛生兵として傷ついた兵士を救うのだが、その方法は・・・、これは観てのお楽しみ。
前半は、家族やガールフレンドなどとのやりとりが描かれる。これが古風というか懐かしいのだ。ずいぶん昔の映画を観ているような気がする。
主演のアンドリュー・ガーフィールドは、「沈黙・サイレンス」では神父役で出ていた。線が細い。ひ弱な感じがするが、それがこの銃を持たない衛生兵役にはピッタリである。
戦闘シーンがすさまじい。大迫力である。時間と金をかけて丁寧に映像にしている。メル・ギブソンは凝り性だからね。
この映画は衛生兵の美談を描いているけれど(ちょっとクサイ部分もある)、戦争はきれいごとではない。残酷で悲惨なものだ。
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