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2017年6月27日 (火)

「志の輔らくご」 将棋と同時進行

 きのう、「志の輔らくご」(成城ホール)に行ってきた。

 この会、前半はイロモノ(落語以外の演芸)で、中入り後が志の輔の落語一席となっている。観客の目当てはもちろん志の輔。これで4000円はちと高い気がするが志の輔だからしょうがないか。もちろんチケットは完売。

 イロモノはつぎのとおり。いずれも初めて見る。名前だけでもお憶えておこう。

 ヘルシー松田  コミックマイム

 柳家小春    粋曲

 坂本頼光    活弁

 粋曲は、都々逸やさのさ。

 活弁の映画は伊丹万作の代表作「国士無双」だった。短縮版だけど、よくまとまっていた。

 で、中入り後、志の輔が登場。出囃子はサンバである。この落語会はそうなっている。

 まず藤井四段の話題から。29連勝という新記録が掛かっている。ワイドショーでも大きく採り上げている(昼飯に何を食ったなどはどうでもいい!)。まだ勝負は続いていますと報告。わたしもスマホでその行方をチェックしていた。

 離島での落語会の様子をおもしろおかしく語る。そして昨日まで中標津にいて旅館の窓からシマフクロウを見たとのエピソードに移る。シマフクロウのしぐさが上手い。笑える。

 そんなマクラから「宿屋の富」に入った。

 金がありあまっていると語る客が宿屋の亭主から富くじを買わされるというお馴染みの古典噺である。

ギャグをふんだんに盛り込んで細部まで丁寧に語る。上手いものだ。超一流のエンターテイナーの芸である。

 終わった後、志の輔は楽屋に向かって、どうなったと問う。まだ終わってませんとの返事。新記録達成なるか。熱戦はまだ続いている。

家に帰って、テレビを見ると新記録達成の報。すごいねえ。以前にも書いたが、わたしは藤井四段の中学の先輩である。それがどうしたといわれそうだが、ちょっぴり将棋が強くなったような気がする。

 

 ついでのひとこと

 成城学園前駅では都議選の街頭演説をやっていた。なんと社民党。めずらしい、滅多に見ることはない。言っちゃ悪いが、今や社民党は絶滅危惧種である。だからといって貴重ではない。

 応援演説は社民党の又市幹事長、保坂世田谷区長。いずれも著名人だが演説を聴く人はまばらだった。

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