マメコガネとイタドリ
マメコガネは日本の在来種で、すでにアメリカなどにも侵入というか移住している。ブドウや豆類の葉を食べるので農業被害のおそれがあるとのことだが、日本からするとピンとこない。ほんとに多大な被害をもたらすものかと思う。ちなみにジャパニーズ・ビートルと呼ばれているのだそうだ。
日本では、カミツキガメ、ブラックバスなどの外来種による被害がとりざたされてきた。
植物でもセイタカアワダチソウなどの外来種がいっぱい移入しているが、こちらから海外に渡っているものもある。イタドリである。これがヨーロッパ各地で自生しているのだそうだ。
日本固有種のイタドリがどのようにしてヨーロッパに渡ったのか、この事情がおもしろい。これは日経新聞の文化欄で知った。
シーボルトは、日本地図だけではなく、サザンカなどたくさんの植物を持ちだしている。イタドリもそう。それが植物園以外でも広く自生するようになったというのだ。
はびこるほど増え、侵略植物として毛嫌いされている場所もあるとのことである。セイタカアワダチソウのようなものか。現地ではそれがシーボルトによって持ち込まれた外来種と知る人はほとんどいないとのことである。
適応能力があればどこでも育つ。さらに温暖化で容易に冬を越せるようになっている。
で、日本では、ちかごろはヒアリである。水際でくい止めることができるんでしょうかね。
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