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2017年8月15日 (火)

桃月庵白酒の技量

  

 梅雨のような雨の中、桃月庵白酒の独演会に行ってきた。成城ホール。

 桃月庵白酒(変な名前だね)は、若手というより中堅どころの人気・実力とも兼ね備えた噺家である。ちょっと毒を含んだ悪口を交えた高座が特徴。古典噺にちょっと味付けするのがうまい。

 今回の演目。三席たっぷり。

 浮世床

 今戸の狐

 木乃伊取り

 おなじみの古典噺だが、「今戸の狐」や「木乃伊取り」寄席で聴くことは意外に少ない。「今戸の狐」はCDでは聴いたことがあるがライブでは初めてである。

 三遊亭可楽の弟子・良助は師匠に内緒て今戸焼きの狐の彩色の仕事をしている。小遣い稼ぎというより生活費の足しである。隠れてしているので、てっきり賭場を開いていると勘違いしたやくざが口止め料をせしめようと、良助の元にやってくる。そこから二人のトンチンカンなやりとりが始まる。このすれ違うやりとりがこの噺の笑いどころ・聴きどころである。それをさらに増幅させて笑いをとる。みごとな芸である。

 このぐらいは手慣れたものよという感じが伝わってくる。

 
Img_20170815__3
 写真は白酒。この落語会のチラシの一部である。横からのいい写真だ。たぶん橘蓮二さんが撮ったものだろう。

 それにしても雨の日が多い。

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