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2017年10月 4日 (水)

ラスベガス銃乱射事件

 ラスベガスで起きた銃乱射事件。使われたのは自動小銃AK47だという。カラシニコフである。

 この銃、開発され70年になるが、いまだに使われている。30連発できる。構造が簡単で、故障が少ない。弾づまりしないのだ。

 持ち運びに便利で、しかも安い。ライセンス契約で世界各国で作られてきた。ニュース映像を見ると、アフリカの反政府ゲリラ、イスラム国などでも使われているのがわかる。南米のゲリラは麻薬取引で得た資金でカラシニコフを手に入れていた。

                             

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 カラシニコフについてはこの程度の知識はある。ただし触ったことも撃ったこともない。

 知識のネタは、松本仁一さんの『カラシニコフ』(朝日文庫 二巻)である。カラシニコフを軸に上巻()では、アフリカ各国の政治状況や紛争を語っている。名著。ご一読を!

 で、今回の乱射事件。30発連射できる小銃が簡単に入手できるアメリカってどういう国なんだろうかと考えてしまう。護身用に、小さなピストルを持つぐらいならわかる(それだって必要はない)が、カラシニコフとなると想像の域を越える。戦争のための武器である。自分のことは自分で守るというけれど、わたしにはワカリマセン。


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