小林亜星の短歌
きょう、「徹子の部屋」に小林亜星が出ていた。
ダイエットで7キロ痩せたというが、むかしとそれほど変わっていない。若々しい。85歳とはとても思えない。
あれだけ太っていると、コロッとあの世へ逝きそうなものだが、メタボリックシンドロームはこの人とは関係ないらしい。母親は102歳まで生きたというから長寿の家系なのだろう。
小林亜星は作曲家であるけれど、ある時期、寺内貫太郎というイメージのほうがしっくりはまっていた。渥美清というより寅さんとなるのと同様である。多くのヒット曲を生みだした。最大のヒットは都はるみが歌った「北の宿」である。コマーシャルソングもたくさん作った。日立の「あの木なんの木」もそうである。
短歌もやる。あまり知られていないが、すばらしい短歌を生み出している。
ぶったまげた短歌がある。強烈で、いまだに記憶に残っている。
この世にて 出逢いしボボを一つずつ 思い起こしつ 彼岸に逝かむ
率直なところがいい。出逢いしボボがたくさんあったらしい。こちらはその少なさを残念に思っているのに、羨ましいことである。あの顔でモテたとは信じられないけれど、著名作曲家である。出逢うことも数多くあったのだろう。
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