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2017年12月11日 (月)

 「やる」と「あげる」  水をあげる

 

 ハトにエサをあげるという表現は日本語としておかしい、エサはやるものという議論があったが、現実としては、「エサをあげる」は言語生活の中でしっかり根を下ろしている。写真のとおりである。

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  ただし体言(連用形の名詞化)として使う場合、「エサやり」が優位で「エサあげ」とはいわない。言う人がいるかもしれないが、きわめて少数であろう。

国語辞典ではこのあたりを次のように説明している。『明鏡国語辞典』の説明がわかりやすい。「やる」の項。

同等以下の人や動植物に物を与える。

 ◇近年ぞんざいな語感を与えるようになり、丁寧な言い方である「上げる」にとってかわられる傾向にある。

 

 先だって、幼い子が「みずあげ」と言ったので驚いた。「花に水をやる」というのがふつうで、「花に水をあげる」とは言わない。言っても少数である。もちろん名詞化した表現は「水やり」がふつうである。「水あげ」などという表現はこれまで耳にしたことがなかった。

 これも変化か。「水あげ」が世の中に浸透していくのか、注意してウォッチしていきたい。

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