無料ブログはココログ

« 「八起寄席」  やっぱり、文菊、兼好 | トップページ | どんど焼き  岡上西町会 »

2018年1月18日 (木)

生田寄席&新ニッポンの話芸

  

 連チャンで落語を聴きにいった。

 Img_1030
  昼間は生田寄席、「三遊亭歌武蔵独演会」。夜は「新ニッポンの話芸」、立川こしら鈴々舎馬るこ三遊亭萬橘の三人会である。

 歌武蔵は元相撲取りである。9ヶ月しか角界にいなかったが、マクラはきまって相撲の話。高座にのぼれば、まず「ただいまの協議について説明します」と言って、笑いをとる。相撲の話だけで高座を終えることもある。タイトルは「支度部屋外伝」。

 いま大相撲は、暴行、セクハラなどの不祥事が続き理事会も混乱している。つまり相撲ネタには事欠かない。それをどんなギャグにするのか。

 生田寄席の天井は低い。高座に上がるだけで一仕事である。

 演目は、「稲川」、「胴切り」の二席。

「稲川」は上方からやってきた関取が乞食に扮した若旦那から祝儀をもらうという噺であるが、マクラでたっぷり時間を割いた。相撲ネタをギャグにしていく。これが受ける。うまいものだ。

 歌武蔵から相撲界への提言。日本相撲協会は公益社団法人を返上したらどうか。そうすりゃ、妙なしがらみだの規制から解放される。おばさんからがたがた言われることもない。

「胴切り」は歌武蔵の得意ネタである。胴を着られた男が、上半身は風呂屋の番台となり下半身はこんにゃく屋で働くという現実にはありえない噺。

 オチは、オーソドックスに、あまりお茶を飲まないようにと兄貴(上半身)に伝えてくれ。ションベンが近くなっていけねえ。

 写真は歌武蔵師匠。高座以外ではいつもスーツにネクタイ姿である。 

 

 で、夜は成城ホールで「新ニッポンの話芸」。落語のあと、広瀬和生さんとのトークがある。

 演目はつぎのとおり。

 こしら  反対俥

 馬るこ  笠碁

 萬橘   小間物屋政談

 こしらと馬るこは、とても古典噺といえないほどに改作。

「反対俥」は人力車だが途中から空を飛ぶ。そして海で氷山にぶつかる(タイタニックかよ)。そんな噺にしないでおくれと言いたいが、こしらは平気。私の落語は、落語ではなく落語のようなものだと答える。

「笠碁」は二人の隠居さんの噺だが、これを若旦那という設定にする。こういう落語はありなんだろうか。

 トリは萬橘。大ネタの「小間物屋政談」。本寸法、オーソドックスにやる。箱根の山中で二人の小間物屋が入れ替わってしまうという噺。ひとりは病で倒れるが、着物を貸したために死んだのは別人だったというよくできたミステリーである。最後に大岡越前が登場して八方うまく収める。途中、登場人物の名を忘れてしまうということもあったが、見事に演じた。

 

 ということで連チャンだ。今月はあとふたつ落語会を予定している

« 「八起寄席」  やっぱり、文菊、兼好 | トップページ | どんど焼き  岡上西町会 »

落語」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 生田寄席&新ニッポンの話芸:

« 「八起寄席」  やっぱり、文菊、兼好 | トップページ | どんど焼き  岡上西町会 »