無料ブログはココログ

«  「花咲くころ」 ジョージア映画 | トップページ | 「グレイテスト・ショーマン」 »

2018年2月21日 (水)

 談笑「落語外伝」  今回は「らくだ」

 立川談笑独演会に行ってきた。

 先月の22日、東京は大雪になった。成城ホールの落語会も中止になった。今回、改めての開催である。

 古典噺を改作したり、続編をやるのがこの会。今回は第四回目。「らくだ」である。

 屑屋さんにスポットをあてて、なぜ屑屋になってしまったかをやるのか、それともらくだの馬さんの生い立ちか、これは春風亭一之輔が「らくだの発端」(その後「らくだの子ほめ」に変えたらしい)をやっているので、たぶんやらないだろうとか、あれこれ考えてみた。

 で、本番。開口一番はない。マクラは三遊亭白鳥のエピソード。白鳥が新潟(白鳥のふるさと)での落語会を企画した。行ってみると、これが準備不足というか、唖然とするような組み立て。トラブルはなんとかこなして無事終了。うちあげで、白鳥がぎっていた(出演料をごまかしていた)ことが発覚。追及するが動じない。言訳をする。そのあとは、酔っぱらった挙句、泥酔・・・。

と、まあ、マクラは白鳥の悪口。悪いヤツだけど、どこか抜けているところがあるということでオチがついた。

 ドジな悪党。白鳥は落語にしばしば登場する間抜けな泥棒のようなキャラか。生来の落語家ということだろう。

 

 談笑の「らくだ」は最初のくだりが他の噺家とは違う。丁の目の半次は、フグなべのおじやを食べてしまう。フグの毒が入っているに違いないと、あわてて吐きだす。この噺を知らない人のために説明すると、らくだという人物はフグに当たって死んでいる。吐いて、「げろ指南」をやっててよかったと軽いギャグを入れる。ここも説明すると、談笑の持ちネタに「げろ指南」がある。「あくび指南」の改作である。

もう一つ、談笑バージョンでは「かんかんのう」を歌うシーンでは「夏のお嬢さん」に変えている。ところが今回はなかった。アフタートークで、歌うのを忘れていたのがわかった。

ということで前半が終了。中入り後が外伝となる。

らくだが荼毘に付された翌日、らくだの母親が登場するという噺になっていた。これ以降のストーリーは明かさない方がいいだろう。らくだというあだ名がなぜついたかがオチになっていた。

時間的には短かった。たぶん15分ぐらい。前座噺ぐらい短いのでちょっと肩すかしの感がある。もう少し膨らませてもいいのではないか。

 付け加えておくと、もし一ヶ月前にやっていたらまったく別のストーリーを考えていたそうだ。

つねに進化、あるいは枝分かれさせていくのが談笑落語の魅力である。

次回は「死神」。これはオチだけでもさまざまなバージョンがある。どんな噺に仕立てくるのか、予想がつかない。

«  「花咲くころ」 ジョージア映画 | トップページ | 「グレイテスト・ショーマン」 »

落語」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です:  談笑「落語外伝」  今回は「らくだ」:

«  「花咲くころ」 ジョージア映画 | トップページ | 「グレイテスト・ショーマン」 »