妙齢の妙
妙齢って何歳ぐらいを指すのかと問われ、ちょっと返答に窮した。
辞書で調べる前に、考えてみた。
若いことは若いが、少女には用いない。そこそこの年齢、成熟している。落語に「二十七八(シッパチ)、三十でこぼこ」という言い方がある。ま、このぐらいの歳を指すのが妥当ではないか。
「三省堂国語辞典」にはこうある。
若くて美しい年ごろ。としごろ。〔おもに女性に使う〕
こんなところか。
続いて「新明解国語辞典」を引いてみる。
〔壮年以上の人や男性から見た〕女性の結婚適齢期の称。〔古くは、男性にも言った〕
ちょっと踏み込んで、その表現を使う人の立場からの表現としている。自分を妙齢ですからなどとは言わない。男性にも使ったとのこと。
となると、「日本国語大辞典」を見てみたくなる。
語釈は「三国」と同じ。用例。
「青年妙齢、頗る姿色有る者、往々之有り」(江戸繁盛記)
青年妙齢、古くは男性にも用いたという証。姿色有るとは、いい意味なんだろうな。
ところで、 いまや結婚適齢期などない。「四十でこぼこ」でも妙齢といって差し支えなかろう。
ついてのひとこと
ワールドカップは終わったのかと訊かれた。日本は敗けて、確かに報道量は減ったけれど、終わってはいない。ベスト4が出そろって、今夜がフランス・ベルギー戦。クロアチアも勝ち進んでいる。
マスコミの話題は、オウム死刑囚の死刑執行、西日本の豪雨被害、あるいはタイ洞窟での少年救出に移っている。
世情は世情。個人的なことをいえば、ヘルペス(湿疹)が痒い。夏のこの時期、きまって腕や腿にできる。一箇所だけ痒い。その痒みが止まると、別の場所にできる。これが二か月もすると自然に治る。医者によると、原因は夏バテ(たとえば寝不足とか)だそうだ。夜中にサッカーは観るなということか。
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