「運」 飛騨川バス転落事故
飛騨川バス転落事故から50年になると新聞が伝えていた。
そうか、あれから50年か。猛烈な豪雨で避難中のバスに土石流が襲いかかった。バスは川に押し流された。濁流に巻き込まれ、100人以上が犠牲になった。
数時間前、私はその現場、国道41号線を運転していた。ひどい雨でスリップしてセンターラインをはみ出した。対向車が来ていなかったので事なきを得たが、もしもと思うとぞっとした。
翌朝、ラジオで事故を知り、背筋が寒くなった。土石流発生の時間がずれていたら事故に巻き込まれていたかもしれない。たまたま運がよかった。
運不運は、等しくランダムに訪れる。戦場で弾に当たるかどうかは運だ。防空壕に爆弾が落ちて中にいた全員が亡くなったが、防空壕に入れなくて別の場所に逃げた人が助かったという話をしばしば聞く。これも運だ。
リスクは軽減できるが、運はコントロールできない。
車を運転して50年以上になる。大きな事故に遭わなかったのはたまたま運がよかったからだろう。運転がうまかったからではない。
運転免許の更新、来年くる。今度は更新しないつもりだ。もう十分運転したからね。
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