「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス」
川崎アートセンターで、「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス」を観てきた。
前作が日本で公開されたのは2000年というから、あれから18年経つ。前作は、世界中でヒットした。音楽もカメラワークも印象に残っている。CDもベストセラーとなった。わたしも買った。軽快なキューバ音楽の楽しさをたっぷり味わうことができた。
映画化されたとき、メンバーはすでに高齢であった。その後、ほとんどが亡くなっている。映画は、キューバの歴史と重ね合わせ、メンバーたちの姿や、その生涯を描いている。
全編とぎれることなく音楽が流れる。キューバン・ミュージックたっぷり浴びることができる。
オバマ大統領の招きで、ホワイトハウスで演奏したシーンもある。2016年のことだ。ああ、そんなこともあった。アメリカとキューバの国交回復である。トランプになってどうなっているのだろうか。
オバマ大統領自身も1998年にCDを買ったそうだ。
若い人はCDなど知らないかもしれないがと語っている。そうか、CDは主流でなくなっている。アメリカでは特に。音楽はダウンロードする時代になっている。CDはいずれレコード盤のような運命をたどるかもしれない。
そんなことはともかく、この映画、ただ体を揺すって楽しめばよい。
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