無料ブログはココログ

« 「寝ても覚めても」 | トップページ | 『草薙の剣』  群像小説 »

2018年10月18日 (木)

 「白鳥白酒ふたり会」

 

 成城ホールに出かけたのは一昨日。昨日は忙しくてブログを更新するひまがなかった。

 Wホワイト会である。前回は一年ほど前というからけっこう時間が空いた。

 三遊亭白鳥は新作派、桃月庵白酒は本寸法の古典派。芸風は違うが、ただ白という名がついているだけで二人会はあちこちで開かれている。共通点といえば、二人とも毒舌派ということ。悪口を織り込んで笑いをとる。

Wwhite10161
 今回の演目

 白酒 氏子中 

 白鳥 天使がバスで降りた寄席

 白鳥 アジアそば

 白酒 付き馬 

 付き馬以外は馴染みがない。終演後に張り出された演目表でその名を知った。

氏子中」は、志ん生が今風にした古典噺だそうだ。越後に二年間仕事に行っていた亭主が家に帰ってみると、かみさんが妊娠していた。いくら俺のが長いといっても越後からは届かない、誰の子だと訊くと、お前さんの一念が通じたんだと口を割らない。そこから神田明神まで巻き込んだ展開となる。

 今回印象に残ったのは「天使がバスで降りた寄席」。二十年前ぐらい前につくったがあまりやっていない、あと一年ぐらいしかできないかもしれないとマクラで語る。

 川柳川柳をモデルにした噺だった。ガーコンの川柳師匠である。御歳87歳。たしかにあとすこししかできないかもしれない。

 川柳川柳の実話をふんだんに盛り込んだストーリー。酒でのしくじりは数知れず。師匠の家の玄関でウンコをしたとか聖書を万引きしたとか、さまざまなエピソードを盛り込み、当然、軍歌を歌い、ガーコンも演じてみせる。

 しかし、これは寄席ファン向きの内容。川柳師匠やガーコンを知らない人にはおかしさは伝わらない。寄席ファン向きの噺である。ということで、知らない人はネットで「ガーコン」を聴いてほしい。

 おっと、川柳の会ではなかった。Wホワイトだ。いずれも熱演だった。

 客席最前列に、評論家の広瀬和生さんがいた。「週刊ポスト」に連載をもっている。今回の落語会のことも当然載せるはずだ。立ち読みしようっと。

« 「寝ても覚めても」 | トップページ | 『草薙の剣』  群像小説 »

落語」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です:  「白鳥白酒ふたり会」:

« 「寝ても覚めても」 | トップページ | 『草薙の剣』  群像小説 »