トイレの注意書き
公共施設の男性用トイレには必ずといってよいほど、注意書きが貼られている。
きれいに使ってくれとか、もう一歩前に進めとか、あるいは吸い殻を捨てるなとか。どの程度効果があるかはわからない。ま、おまじない程度だろうな。
写真は近所の区民センターのトイレ。お願いの張り紙。
ごく普通の文だが、ちょっとくどい。「便器の中へ」は要らんやろ。わざわざ便器の外に小用をする人はいない。「一歩前へ出て、小用をお済ませ下さい」で十分である。「便器の中へ」は、外に漏らすんじゃないぞという強い気持ちを込めているとも考えられる。
もうひとつ。駅前のペデストリアンデッキ下のトイレ。「異物」でひっかかった。便器にとって尿以外は異物だろうが、なんとなくものものしい。「吸い殻やガムなどを便器の中に入れないでください」でよい。わざわざ異物と入れるところに、おかしなものを捨てるんじゃないぞ! という気持ちが伺える。もう少し言うなら、入れるより捨てる、のほうがいい。
中国のトイレを思い出した。北京空港では、「一歩前進! それが文明の前進につながる」 という内容のシールが貼ってあった。大げさだけど、十数億の人口なら、ひとりひとりの一歩は大きい。
朝顔の外に漏らすな 竿のつゆ
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